冬夜の戯劇
メインストーリー幕間PV「冬夜の戯劇」は主人公と敵対する勢力の一つファデュイの幹部である執行官(ファトゥス)が一堂に会していて,ファデュイや氷の女皇の行動の目的につながるヒントがあるはず.特に道化のセリフ.
内容メモ
「道化」:賢者は全てを知っているつもりであろうが,我らこそ愚行の背後にある道義を知る者.
戦局に捨て駒はない.なぜならこの対局の終着点はチェックメイトではないからだ.
「雄鶏」:今日集まったのは,我らが同胞を追悼するためじゃ.
この犠牲は,全国民にとって半日手を止めてでも記憶に刻む価値がある.
「富者」:半日だけですか.
北国銀行は民の血と涙で回っているといいますが,市長殿の価値観は私ども銀行家より歪んでいるらしい.
「召使」:ロザリンは見知らぬ地で果てていった.
君たちのように共感性に欠け,言い訳ばかりで国に身を潜めるお偉方には,想像もつかないだろう.
ならば,さっさと口を閉じろ.子供達が泣いてしまう.
「タルタリア」:ちょっとちょっと.俺でさえここが戦いの場じゃないってわかってるのに.
「傀儡」:実に滑稽ね
「隊長」:ローエファルタがとった手段は栄光を傷つけたとはいえ,彼女の犠牲は惜しい.
それでも俺たちが歩みをとめることはない.
ドットーレ,スカラマシュと稲妻の神の心はどうなった.
「博士」:神の叡智は,理性では理解できない程の神聖な知識.
神の眼差しを征服した彼は新たな一歩を踏み出す.
「道化」:夜の戯劇もここで終わりだ.
今ここに,貴様たちに観衆はいない.
崇高なる犠牲は全て硬き氷に刻まれ,国と共に生き続ける.
高潔な氷の女皇のもと,我々は神々の力を奪取する.
絶対的安寧,それは女皇の恩賜であり,女皇の慈悲.
棺にて永き眠りにつき,厚い堅氷の中に閉ざされようとも,
我輩が約束しよう.ロザリン,貴公の棺が旧世界の全てとなるだろう.
「少女」:今日の博士なんだが,若く見えますね.
「博士」:知っているだろう.その手のお世辞は私に通用しない.
「少女」:じゃあ,全盛期の断片はどこへ?
「博士」:それは,冒涜に関する実験の中さ.